№4525 結社誌を読むのが最高の娯楽

 私の第一歌集「安輝素日記」を読んでくださるかたがけっこういらっしゃる。もう、感謝に堪えない。私の歌には固有名詞が頻出するが、ほとんどの読者にはわけがわからないと思う。だが、今はスマホで簡単に検索できるのだから、その手間暇を惜しまずに自分で調べて知っていただきたい。

 特に歌人という人種は、あまりにも日本映画について知らな過ぎる。僕は当初、日本固有の文学をやっているのだから日本映画くらい見ているだろうと思っていたら、ほとんどの歌人はそうではなかった。僕は絶望した。僕が知る限りでは、邦画に興味を持っている歌人は藤原龍一郎、栗木京子、「塔」の故田中榮、この三氏くらいだ。もう、最悪である。次に上げる三人ぐらいは読者はスマホで調べていただきたい。映画監督清水宏・山中貞雄・成瀬巳喜男。これくらいは押さえておいて欲しい。歌人が見る映画とは洋画のことだと僕にはわかる。歌がどこか気障ったらしいのだ。歌人は、過ぎゆきの名匠たちの日本映画を見るべきである。せめて、私の歌集「安輝素日記」で取り上げられている女優・監督くらいは知っておいてほしいと切に願う。

 昨日も書いたが、なんか、第一歌集を出したら白けるなあ。ただ、結社誌というのは大事だと思う。歌を発表する場があるという意味において、結社誌は重要だ。僕は「塔」「短歌人」の歌を全て、毎月読んでいる。結社誌を読むのが、最高の娯楽なのです。

この記事へのコメント

  • なかば

    第一歌集のご出版、おめでとうございます_(._.)_ お疲れさまでございました。機会があれば、ぜひ拝読いたしたいものです。
    また、ブログで塔の名歌選は続けられるとのこと、嬉しいです。ありがとうございます_(._.)_ 短歌人の選歌も続けてください! 楽しみにしています❤
    2024年05月25日 20:25
  • ひでお

    死生観を核とした第一歌集「安輝素日記」は多分僕の、最初で最後の歌集です。ぜひ手元に置いて、折あるごとに読んでいただきたいと思います。それだけの歌を集めています。これは僕の遺言です。ぜひ、購入してください。そして、当ブログをよろしくお願いします。「塔」名歌選と「短歌人」秀歌選のアクセス数の多さを、僕は誇りに思っています。読者の支えあってこその名歌選、秀歌選です。
    2024年05月26日 22:03