№3691 新宿抗体

感染者新宿(ジュク)一万人は居るだらう〝花咲かニャンコ〟口遊みゆく 黒田英雄

 「塔」七月号に載った俺様のこの歌は、三か月前の四月四日に塔に送ったものである。僕は、三月下旬の時点ですでに、わが新宿区のコロナ感染者は一万人にも及ぶであろうと推理していた。しかしこの予想は、今のところ裏切られている。表面的には、今や悪名高き歌舞伎町を擁する新宿区にそれほど多くの感染者はいない。これはあくまで、検査を全区民に徹底していないが故のぬるい報告でしかない。

 ところで本日テレビで、とある伝染病専門学者が、今コロナの震源地は新宿だと言っていた。第一波が武漢、第二波がヨーロッパやアメリカ、そしてこの学者が言うところによると、第三波は新宿なんだそうである。この男は、今のコロナウイルスは新宿発だと言っているのである。たとえそれが事実だとしても、今現在新宿発ウイルスは、重症患者を発生させていなない。感染はしていてもほとんどは無症状で終わる。新宿区二十万人全てに検査を受けさせろという世論がある。私は大いに賛成だ。14000人がとこは感染者が見つかることであろう。しかしそのほとんどは無症状感染者である。新宿区は、街をあげて三密を実行しているような場所だが、かえってそのことが無症状感染者を増やし、社会的免疫の高まりを生んでいくのである。伝染病というだけでやたら怖がるのではなく、ハシカと同じで「かかって治す」方向にシフトしなければ日本人はこの先永久にマスクバカのままであるぞ。

 新宿区って、本当に日本の文化の中心だと思う。かの高名なフォークゲリラも学生運動も新宿を中心として起きたし、今や新型コロナウイルスですら新宿の地産といえる(爆)。僕は、かかる文化の中心たる新宿に住んでいることを心から誇りに思う。マスクパーソンだらけの西口地下をすっぴんで歩いているわたくしは、マスクファシズムに果敢に抵抗する現代のパルチザンなのである。僕は新宿が大好きだ。いつの日か、この街に骨を埋めることであろう。

この記事へのコメント