№3690 悪い予感に限って

 東京のコロナ感染者数は、本日もめでたく前日のそれを更新した。明日あたり300人超えるんではなかろうかW。それも当たり前の話であり、コロナは、みんなでかかってみんなで免疫しようと言ってた私が言うのもなんだが、東京都民の危機感の無さときたらまったくもってお話にならない。駅にひしめき、店でひしめき、街でひしめき、劇場でひしめく。特にひどいのは吉祥寺だ。休日ともなれば、あの雰囲気だけで「住みたい街」に成りあがった不便きわまりない街のくそ狭い路地に人が溢れかえり、昼間っから「ちょい悪親父」気取りのバカがテラス(要するに野天)でビール飲んでべちゃくちゃ喋っておるのだ。

 このまま行けば、二週間もすると都内の感染者は400や500を軽く超えるかもしれない。かくまで都民の大多数は緊張感もなく繁華街に繰り出しては汚らしいツバや菌をまき散らしているのだ。そしてそれと同時に恐ろしいのが、「マスクしてるからって油断して感染」である。僕だけがしょっちゅう目にするわけではあるまい。マスクをしている(こう言っては偏見かも知らんがバカみたいな奴が多い)若者同士が、顔をひっつけんばかりにしていかにも知性のない(これは病気とは関係ないが)会話をさかんにおこなっているのである。このように、「マスクさえしてれば密着会話したって平気だもんね」と思い込むバカの発生には、テレビ御用達の御用学者たちの罪が深い。そもそも、ウイルスというのは細菌よりも小さいのである(皆さん知らなかったでしょう)。ウイルスが入るにつけ出るにつけ、人類が一人残らずマスクしたって予防には全然ならないのである。そもそも現代人であるところの文明人が、ウイルスがどんだけ微細なものか知らないというのも大笑いである。赤い服を着ていれば天然痘にかからないと思っていた江戸時代の人とバカさがまるで変わらないではないか。頼むからみんな、もっと理性的に、科学的になってくれ。

 自慢ではないが、このわたくしは、一度立てた予感のうちいい予感はことごとく外れるが、悪い予感は当たるのである。今現在、それが実現しつつある。それに則って言えば来たる冬におけるコロナ患者は増大するであろう。予言者たるわたくしの意見を容れて、よろず公的機関は、どうせできっこないオリンピック用の施設だのホテルだのをただちにコロナ患者用の収容施設とすべきなのである。コロナは、枯葉の秋に、星霜の冬に、猖獗を極め人々を責めさいなみ鏖殺にかかるであろう。何がオリンピックか、ふざけるんじゃありませんよ。

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