№3684 日本人の歪さ~同調圧力~

 都知事選、百合子ちゃん圧勝。仕方ないだろう。コロナウイルスのおかげで空中戦がまったくできなかった。一番痛かったのは山本太郎。彼の演説は迫力がある。しかしその様子は報道されず、コロナのため街頭演説すらろくにできず、涙をのんだ。山本太郎は恐らく衆議院選に出ると思うが、どこの選挙区から出るのだろうか。この男には注目したい。

 オリンピックについての都民アンケートというものがあり、その結果を聞いて俺は呆れかえった。「今年やって欲しい」という馬鹿が20数%、そして「来年に延期」というのが16%。要は、40数%の都民は、オリンピックの完全中止を望んでいないということだ。

 バカである。

 今年開催できるはずはもとよりないし(もう7月じゃねーか)、来年に延ばす? いくら金がかかると思ってんだ。俺はかかるバカ都民とは河原で決闘してもいい心地である。

 コロナ禍(と呼ばれているところの、無意味で過剰なパニック)は、日本人の面白い特性をあぶりだした。何でも、東京に在住している地方出身の大学生、故郷の村に住む両親から「絶対に帰ってくるな」と言われているそうなんである。息子や娘の経済的負担をおもんぱかってるのかと思ったらさにあらず。人でごった返す東京に住む我が子をまるで病原体扱い、要するに、「村で最初にコロナを出した家」と指さされたくないから、バイトもできず困窮している我が子を見捨てるというそういう構図なんである。日本人というのは本当に不気味だ。戦時中は、詩人肌で戦争に行きたくない息子が自殺したのを必死で隠蔽したり、現代でもコロナ患者の家に石を投げたり脅迫電話をかけたり、人間として大事な何かが完全に欠落しとるのではないか。「丑三つの村」の惨劇だって、病気で戦争に行けない人物に対しての差別が根本にあったのではないか。日本というのは、徹頭徹尾、世間崇拝と同調圧力で出来上がった国である。ご近所の噂になるのが怖くて可愛い(はずの)息子や娘を家から閉め出すような親が大手をきかすような国よりも、まだしも銃が野放しで保険もろくにかけられないアメリカのほうが、言いたいことははっきり言うぶんまだましに見えてくるから不思議である。もちろん人種差別で暴動が起きればいいとは思わんけど。日本人は、同調圧力にとことん弱い。その中で私は、ノーマスクを貫き通して生きている。私のレジスタンスだ。私は、誰がどんな誹謗中傷を浴びせて来ようと、ノーマスクを貫く安輝素である。

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