彼女をデビュー当時からプロデュースした松本隆のコメントが収録されているが、彼は本気で裕美ちゃんのことが好きだったのだろうと思う。吉田拓郎に、「無題」という曲がある。作詞が松本隆である。この曲、松本隆は最初「裕美」というそのものずばりなタイトルで出してきた。拓郎は、さすがにまずいと思い「無題」に変えたそうだ。確かに松本隆の作る歌に出てくる女性は、太田裕美のイメージが強い。だから僕は、彼の作るラブソングが好きだったのかもしれない。「無題」を聴いていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=Uv8LTa7FDLk
無題/吉田拓郎
「ミュージック・モア」の裕美ちゃん特集はすばらしかった。司会のクリス松村という人物を僕は知らないが、ものすごい音楽通だ。僕が嬉しかったのは、裕美ちゃんの最高傑作アルバム「12ページの詩集」が画面に置かれていたことだ。このアルバムはよかった。何百回聴いたことか。裕美ちゃん作詞作曲の、桜月夜という曲もすばらしかった。よって、それらも一緒くたに貼り付けますので、皆さんじっくりと聴いてください。太田裕美は、僕の青春時代のシンボルであり、あの歌声は、誰よりも僕の心を癒す子守唄なのである。
https://www.youtube.com/watch?v=iL_WuPfF44w
太田裕美inミュージック・モア
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