№3527 われながら呆れる

 昨日の台風は、正にモンスーンだったようだ。雨よりも風。風の脅威が都心を襲い、電車をストップさせた。妻は今日の未明、強烈な風が吹き込むので目を覚まし、家中の窓を閉めて回ったそうだ。その風といったら、お話にもならんほど凄かったそうだ。私が、「そうだ」を連発しているのには訳がある。私は、ななななななんと、その暴風雨の中で熟睡していた。ぐうすか眠る私を見て、妻は呆れ返ったそうである。私が朝目覚め、台風なんて来なかったじゃんと思っていたら、テレビを見てあまりの被害の大きさにびっくらこいた。

 私は、夏の熱帯夜の時期が一番よく眠れる。窓を全開にして、扇風機をかけて寝るのが最高。もちろん、ウイスキーでいいこんころもちになっている。扇風機の音が子守唄となって、毎夜私を小さな死へといざなう。秋や春の季節がいいときほど、私は早朝目が覚めて眠れなくなる。昨夜は本当に爆睡した。まさか深夜に、そんな凶悪な台風が都心を襲っていたとは夢にも思わなかった。妻は、強烈な雨と風が吹き込んでくるので必死になって窓を閉めたそうだ。その中ですやすや眠っている私を見てあきれ返ったそうだ。しかし、私が住んでいる地域にそれほどの被害はなかったようだ。ベランダから見える木々にもほとんど被害はない。新宿区というのは、結構災害に強い地域なのかも知れない。東京都には、どんな大地震が起ころうとも新宿区だけは停電にさせないという方針があるらしい。都庁がある、すなわち日本の中心なのだからそれもむべなるかな。皮肉にも、本当に昨夜は爆睡した。吾ながら呆れる。私は、都心を直撃する暴風雨の夜でも眠れる男なのだ(泣)。

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