№3507 松本人志に対する嫌悪感

 吉本騒動が未だに続いている。僕もテレビから学習したことがあった。今の吉本を繁栄させたのは大崎会長であるらしい。要は、彼はダウンタウンを売り出し、吉本芸人を関西だけではなく、東京へも進出させて今の繁栄を築いた功労者であるらしい。ただ、僕に言わせれば、このときから吉本はつまらなくなった。これ以前は、大阪のどぎつい特徴を持った芸人が東京に殴りこむという感じで面白かったのだが、ダウンタウン以降、まったく吉本は、個性のない、うるさいだけの芸人集団と化した。今の吉本には、喜劇が本来持つべき反体制でアヴァンギャルドな精神がまるでない。自分では反体制的アーティストのつもりでいるらしい松本人志が安部晋三にぺこぺこと頭を下げている場面を見て、もう吉本は終わりだと僕は思った。また、吉本本社にしてからが、政府系のファンドに投資し、教育にも携わろうとしているらしい。もうこの会社はダメである。喜劇というものは常に、権力者によって体現される社会常識を嘲笑い破壊し続けるものでなくてはならない。今の吉本の芸人は、スリムクラブを唯一の例外としてことごとくつまらん。

 大体が、今の吉本の芸人のやってることは弱者攻撃だ。ダウンタウンがその典型だろう。いじめを堂々と行いそれを笑う下劣な観客に媚びる下劣な芸人でしかない。吉本なんぞはもう解体されるがいい。この会社は、お笑い集団であるよりも安部ちゃんヨイショ集団であることを選んだのだ。

 この騒動にはもともと興味はなかったのだが、加藤浩次がテレビで反発の狼煙を上げたことで、俄然面白さがわいた。いやそれ以前に僕は、疎いので、加藤浩次が吉本のタレントだと知ってびっくりした。だって全然吉本風ではないではないか。聞けば、東京でのし上がった芸人らしい。こういう人が吉本に対して意見を言うのは面白い。ダウンタウンの松本なんかに、吉本を変える力はないし、その気もないだろう。なぜならこいつは、いくらアヴァンギャルドな芸術家を気取ったところで、しょせんは権力に媚びる体制派でしかないのだから。この男も吉本も、政権に対してへりくだり続けるというのなら、喜劇の看板は下ろすべきである。権力に寄り添い、世間の良識と陰湿な差別意識に寄り添うとき、それが喜劇の死を意味するのだから。

この記事へのコメント

  • コスモ

    なぜか島田紳助までインタビューに答えてて、ざっと読みました、内容に異議を唱えたいところはありますが、話のテンポの良さやキレは健在でした。
    紳助は「岡本って俺知らんねん、むかし飯食ったことや電話で話したことはある。(俺が認める)大崎が社長に任命するんやから仕事はできるんやろな」と。今のくだらない芸人のトークとは全然質が違いますね。
    黒田さんがスリムクラブを認めていらっしゃるようですが、彼らはそれこそ反社とのどぎつい写真が流出しましたから、テレビに出るのは厳しいでしょうね。
    2019年07月26日 01:58
  • ひでお

    僕は、基本的に松本人志が大嫌いです。こいつが牛耳る吉本も駄目ということです。松本の、安部総理に対して頭を下げるシーンを見ましたか? 僕は反吐が出ました。こいつは基本的に喜劇人ではありません。ダウンタウンなんて弱者いじめのネタでのし上がってきたような奴らだから、強者に頭を下げることを恥とも思わないんでしょう。
    2019年07月26日 23:32
  • 元祖フリーター

    吉本とジャニーズだらけのテレビは一秒も見なくなりました。
    2019年07月27日 07:34
  • ひでお

    吉本もジャニーズも、本当、消えていただきたい。
    2019年07月31日 23:45