№3512 旅の泉1~私~だけの記録77

      旅の泉1 けはしかる地(つち)にも生活(たつき)成す人の年の瀬いくつ越えてゆきしも 川辺の樹凍てさらばへて雪氷柱見つめむ我は旅人として 湯治場の茶店に甘酒飲む客の口重くして晦日は暮るる 黄濁の源泉風呂の冷たさに我驚けば土地人笑ふ 東京より温き陽射しにまどろみぬ伊香保温泉淫靡な湯殿 黄濁の湯に浸りしはかのひとも森雅之と高峰秀子や 「浮雲」の気怠…

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№3511 紫陽花の花~尻焼温泉「星ケ岡山荘」~

 尻焼温泉「星ケ岡山荘」に遊ぶ。  10時46分上野発、上越新幹線とき317号に乗り、11時33分高崎着。11時44分発吾妻線に乗り、13時18分、長野原草津駅着。そこからバスに乗り、14時20分、花敷温泉停留所着。そして、宿の送迎車に乗って、14時26分、星ケ岡山荘到着。上野を出てから3時間34分。宿の車の開いた窓から吹き込む風が涼しかったので、やっと山間に来て、涼を求めることができると思っ…

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№3510 跳

      跳      黒田英雄 景気など良ければ良いほどアブナイとトランプなんにもわかつちやゐない 来年の水無月日経平均は一万四千まで落ちるなきつと じわじわと真綿で首を締めるよな五輪ののちの不況ああまた すでにもう輪つかの繋がり失せ果てし五輪印(マーク)の商標と化す 土建屋とスポーツ業界の為のみの五輪に熱暑の天罰下らむ 五月嵐(メイストーム)に傘折れなが…

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