№3236 萩原慎一郎死す~戦うことそれが短歌~
歌人・萩原慎一郎の死、それも自死であることを先日知った。ショックだ。彼の歌は実に、青春の痛みとおののきをストレートに詠っていた。その中に暗き情念も混じっていた。だから彼の歌は僕の心を捉えてやまなかったのだ。
それにしても、私の好きな歌人は、全部ではないが、どんどん死んでいく。萩原しかり、田中雅子しかり、津波なつしかり。他々、もうきりがない。私は、そうした自死を運命づけられた歌人を見つけ…
「塔」「短歌人」に所属する歌詠みでございます。なんのしがらみもない好き勝手、言いたい放題のブログですので、皆様ご愛読のほどよろしくお願いいたします。