№3236 萩原慎一郎死す~戦うことそれが短歌~

 歌人・萩原慎一郎の死、それも自死であることを先日知った。ショックだ。彼の歌は実に、青春の痛みとおののきをストレートに詠っていた。その中に暗き情念も混じっていた。だから彼の歌は僕の心を捉えてやまなかったのだ。  それにしても、私の好きな歌人は、全部ではないが、どんどん死んでいく。萩原しかり、田中雅子しかり、津波なつしかり。他々、もうきりがない。私は、そうした自死を運命づけられた歌人を見つけ…

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№3235 「塔」二月号・陽の当たらない名歌選2

      「塔」二月号・陽の当たらない名歌選2 雨の道ぬれし新聞紙はつぎつぎと踏まる もはや世論をつくれず 上仲修史 物語の終わりのように零時には床につくから明日をください 高松紗都子 老いてから知り合ひとなる老い仲間また一人欠く浅きがままに 矢野正二郎 皿を洗う髪を乾かす 背に受けし猫の眼差し今は無くとも 清原はるか 小菊買いつつ思いおり無き娘が『野菊の墓』を読みいし頃を …

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№3234 猫~毎日毎日が大事な一日~

 ペルシアンナイト四着は信じられない。レースは僕の予想通りのハイペース。勝ったな、と思って眺めていた。一着二着は四歳馬。私の本線馬だ。ペルシアンナイト四着。信じられない。競馬は、理屈通りに行かないとは思いつつ、わが第7戦は、一週休んで金鯱賞だ。今日の敗戦は痛かった。100%勝つことを前提に臨んだだけに計算が狂った。ただ、明け四歳馬が強いということだけは証明された。それを今後の糧としたい。 …

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