№2530 小心者強勢

 昨日の日記で、短歌の現実と虚構とのことが問題になっているらしいということを取り上げたが、よく考えてみれば、これは実におかしな問題である。たとえ本当のことを詠っていようと、発表された時点で、それは紛れもない創作なのだ。短歌研究新人賞の選考委員たちに関して言えば、「自分の父親の闘病を死を看取った事実を詠った連作」と思って感動して一等賞にした歌が、実はぜんぜんそんな事実はなかったのだと後で知ったから…

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