№2442 「塔」六月号・陽の当たらない名歌選1

      「塔」六月号・陽の当たらない名歌選1 冬ざれの丘に向こうに落ちる日のこの世の出口のような明るさ 関野裕之 雑巾をしぼったように涙出る思い出はこうしてしぼられていく 花山周子 好き嫌いだけで生きてる少年を眠らせながら授業を進める 龍田裕子 薄紙の被害届に書かざりし子の編みくれしビーズネックレス 沼尻つた子 ケータイではわたしは歌を作れない変換する間にすうと忘れて 荒井…

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