№2150 「短歌人」1月号・会員欄秀歌選その92

      「短歌人」1月号・会員欄秀歌選その92 虫偏に我と書く蛾の美しくも醜くも見ゆ 志ならむ 石川普子 今年また妻に足腰支へられ蛍光灯をすべてかへたり 藤ヶ谷嘉一 海賊船に母港はありやあるだらう荒くれ仕事もストレスなれば 佐藤あきら子 亡き祖父のつづらの中に在りしもの〈千代乃命〉と彫る煙草入れ 松岡達宜 疲れたと誰にも言へぬ銀木犀もつと疲れた人ばかりゐて 宮崎…

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