№1937 温泉と榎戸教子

 2011年もあと三日で終わる。「塔」「短歌人」に載った自分の歌を読み返して、今年もそれなりにいろいろあったのだなあと思う。来年の、「短歌人」では三月号、「塔」では四月号に載る歌が、新年の作品となるはずが、有馬記念で敗れたおかげで、歌が七首、あっという間にでき、一月十二日締め切りの「短歌人」にはもう送ってしまった。勝負に負けると歌ができるというのは、紛うことなき事実である。  去年一年の自…

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№1936 女子サッカーと女子ソフトボール

 ネタにするのはやめようかと思っていたが、テレビがあいかわらずこのクソ文句を垂れ流しておるのでひとこと言っておく。 「なでしこジャパンの優勝が、私たちに勇気を与えてくれた」。  今日も、アナウンサーがほざいていたが、俺は感動で笑いが止まらなかった。本当に、彼女たちの勝利が、自分に勇気を与えてくれたと思っている人間がいるのか!?確かに彼女らは偉い。予算もなく、女子のサッカーということで…

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№1935 「塔」十二月号・陽の当たらない名歌選2

      「塔」十二月号・陽の当たらない名歌選2 信仰のしるしのように腕時計置くとき銀の音はこぼれぬ 大森静佳 風わたる秋桜のなか立ちしとき生きてゆかうともういちど思ふ 古賀公子 ろくでなしそんな息子はもういらんハッキリ言えよなぁおふくろよ 西之原正明 三十キロの背嚢背負ひ先発の兵らの骸踏みてゆきしと 仙田篤子 祖父が手をかざしし明治の大火鉢平成のわが傘立てとなる…

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